インフラエンジニアおすすめのレンタルサーバー6選
・レンタルサーバーでWordPressを始めようとしている。
・理屈はいいから使い易くて・速いサーバーを知りたい。
・サーバーの知識を持ち合わせていない。
本記事はこのような方に向けた内容になっております。
『WordPressでブログを作りたいけどサーバーはどこが良いんだろう?』
『とりあえずXサーバにしておけば間違いないかな?』
これ、WordPressでブログを作ろうと思ったら考えることですよね。
今回はレンタルサーバー6社を比較し、「料金」と「ページ表示速度」に重点をおいておすすめのサーバーを紹介します。
これからWordPressを始めようとしている方や現在の環境に満足していない方の参考になったら嬉しいです!
レンタルサーバー6社の料金プランとスペック比較
レンタルサーバー(プラン) | 月料 | OS | ディスクサイズ | Webサーバー | リージョン | 種類 |
XSERVER(X10) | ¥900 | Linux | 200GB | Nginx | 大阪? | レンタルサーバー |
ロリポップ(ハイスピード) | ¥1,000 | Linux | 200GB | LiteSpeed | 東京or大阪or石狩 | レンタルサーバー |
さくらのVPS(2G) | ¥1,580 | KUSANAGI | 100GB | Nginx | 東京 | VPS |
ConoHaのVPS(2G) | ¥1,680 | KUSANAGI | 100GB | Nginx | 東京 | VPS |
mixHost(プレミアム) | ¥1,780 | Linux | 350GB | LiteSpeed | 大阪 | レンタルサーバー |
KAGOYA(グレード3) | ¥2,200 | KUSANAGI | 60GB | Nginx | 大阪? | レンタルサーバー |
知名度が高く利用者も多い会社だとこのくらいでしょうか。
ポイントが高い項目を赤文字で記載しています。
いずれもディスクがSSDで、WordPressのインストール簡略化が備わっています。
それでは1社ずつ特徴を深堀りしていきます。
エックスサーバー
インターネット上のに「エックスサーバー + WordPress」に関する情報が多い
無料のサーバー移行サービスなどサポートが手厚い
NVMeを採用してるためSSDに限っては他社より良いハードウェアを使っている
知名度が高く、WordPressと言ったらXサーバーと考える方もいるのではないでしょうか。
インターネット上の「エックスサーバー + WordPressの情報量」は多く、手厚いサポートもあることから初心者に優しいのが特徴です。
豆知識になりますが、SSDに「NVMe」という規格を使っており、これはSSDの中でも優秀なのでページ表示速度アップが期待できます。
料金も安く手軽に始められることから、WordPressやサーバーの知識が無い方におすすめのレンタルサーバーです。
ロリポップ
Nginxより速いと言われるLite Speedを採用
低コストでページ表示速度アップを実現
ロリポップはスペックに対し価格が安く、低価格の割にページ表示速度が速いのが特徴です。
XSERVERがハードウェア(NVMe)で差別化を計ったことに対し、ロリポップはWebサーバー(Lite Speed)で差別化を測っています。
ベンチマークを見る限り、ページ表示速度はロリポップの方が速そうですが、Lite Speedのシェア率が低いためインターネット上の情報が少ないのが難点です。
速さとコストだけを考えればXSERVERよりロリップが良いのですが、XSERVERほどサポートは手厚く無いのである程度のサーバー知識を持った方におすすめです。
さくらのVPS
WordPress最適OSのKUSANAGIを採用
東京リージョンのためネットワーク遅延が少ない
VPSのため他の利用者の影響を受け辛く安定可動
KUSANAGIはWordPressに最適化されたLinuxベースのOSで、現在最も速くWordPressを動かせる環境が特徴です。
XSERVERのLinux+Nginxと比較すると、処理速度が約3倍程あるとのデータも出ています。
OS単位で独立しているVPSのため、レンタルサーバーと違い他の利用者からの影響を受けず安定可動が期待できます。
また、リージョン(データセンター)が東京にあることからネットワーク遅延が発生し辛いのもポイントです。
VPSはサーバーの設定や運用を全て行う必要があるため、サーバーの知識がある方やWordPressの導入を機にサーバー学習したい方におすすめです。
ConoHaのVPS
WordPress最適OSのKUSANAGIを採用
東京リージョンのためネットワーク遅延が少ない
VPSのため他の利用者の影響を受け辛く安定している
50GBまで無料のバックアップサービスがある
ディスク拡張をプランアップグレード無しで行える
さくらのVPSとほとんど変わらず、現在最も速くWordPressを動かせる環境が特徴です。
強いて違いをあげると、50GBまで無料のバックアップサービスとプランアップグレード無しのディスク拡張です。
さくらと比較されがちですが、機能がほぼ同じなのでどちらを選ぶかは好みとなります。
こちらもVPSでサーバーの設定や運用を全て行う必要があるため、サーバーの知識がある方やWordPressの導入を機にサーバー学習したい方におすすめです。
mixHost
Nginxよりも速いと言われるLite Speedを採用
ディスクサイズが大きい
ディスクサイズが大きいのが特徴です。
しかし、オーバースペック感が否めません。
1記事に1枚50KBの写真を10枚使ったとしても500KBなので、350GBというディスクを使い切ることは難しく、OSをKUSANAGIにするなど別のところで差別化を計って欲しいのが僕の意見です。
ディスクが安価なことからたくさん画像をあげる方におすすめです。
KAGOYA
WordPress最適OSのKUSANAGIを採用
WordPressがインストールされた状態で提供
ディスクサイズ拡張を10GB単位から行える
インストール作業無しでKUSANAGI環境のWordPressを使えるのが特徴です。
その分お金はかかりますが、情報量が少ないKUSANAGIを手軽に利用できるという面では優れています。
ディスクサイズ拡張は多くの企業がプランのアップグレードでしか対応していないにも関わらず、KAGOYAでは10GB単位で拡張できるのも特陵です。
技術力に自信が無いけど、爆速WordPressを作りたい方におすすめです。
まとめ サーバーエンジニアおすすめのレンタルサーバー6選
WordPressとレンタルサーバーの初心者は「XSERVER」
ある程度のサーバーの知識がある方は「ロリポップ」
サーバーの設定や運用が行える方は「さくらのVPS」か「ConoHaのVPS」
画像をたくさん使いたい方は「mixHost」
サーバーの知識は無いけどKUSANAGIでWordPressを動かしたい方は「KAGOYA」
今回はレンタルサーバー6社を比較し、「料金」と「ページ表示速度」に重点をおいておすすめのサーバーを紹介してみました。
ブログを始めようか迷ってる方は是非、本記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。