【6ヶ月で大手へ転職成功】実務と資格取得を両立!サーバーエンジニアの独学方法!
・勉強したいけど何から手を付けたら良いのかわからない
・実務に役立つ効率的な勉強方法を知りたい
・せっかく勉強するんだったら資格として形に残したい
サーバーの構築や運用、保守を担う「サーバーエンジニア」。
今回は、現役サーバーエンジニアの僕が、ITエンジニア経験ゼロの方へ向けた「実務に役立ち資格取得もできるサーバーエンジニアの独学方法」を紹介します!
必要なポイントだけ抑え、効率的な勉強方法となっておりますのでこれから勉強を始める方は是非参考にしてみてください。
サーバーエンジニアの担当業務
・ネットワークなどサーバー以外に必要なスキルも多い
学習へ入る前に、サーバーエンジニアの実務と必要なスキルを理解します。
実務を理解せずに学習を始めても、無駄足を踏むことになりますからね。
業務 | 必要なスキル |
サーバーの構築 |
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サーバーの運用・保守 |
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サーバーのリプレース ※クラウドサーバーの場合は除外 |
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障害対応 |
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サーバーエンジニアの業務は大きく分けて4つで、会社が違えど担当する業務や必要なスキルは同じ。
青文字がサーバーに関するスキル、赤文字がサーバー以外のスキルを表しており、
サーバーエンジニアと言っても、現場で活躍するにはネットワーク等のサーバー以外のスキルも必要です。
とは言え、サーバーとネットワークはチーム分けされてることが大半なので、サーバーエンジニアとしてのネットワーク知識は基礎レベルでOK。
ネットワークエンジニアと会話するためネットワーク知識も身に付けておきましょう、という感じです。

基礎学習
・基礎学習は「1週間でCCNAの基礎が学べる本」を使うことがおすすめ
・サーバーとネットワークを合わせて学習することで応用力と柔軟な思考が身に付く
まずは基礎学習からです。
前述の通り、サーバーエンジニアと言ってもネットワークの知識も必要なため、基礎学習ではこれらまとめて学習することをおすすめします。
分けて学習するのも有りですが、2つは密に絡み合ってるので合わせ学習することで応用力が身に付き、柔軟な思考が行えるようになります。
おすすめの勉強方法は「1週間でCCNAの基礎が学べる本」を使った学習です。
僕が未経験の頃、サーバーエンジニアの勉強を始めた時の一歩がこの書籍だったのですが、知識0ベースでもサーバーとネットワークを理解することができました。
結果として、半年でサーバーエンジニアに人気の「CCNA」を取得し、年収を100万上げて六本木の大手企業へサーバーエンジニアへ転職。
僕のサーバーエンジニア人生はこの¥2,600の書籍から始まりました。

資格学習
・身に付いたスキルを証明するために資格取得がおすすめ
・実務レベルのスキルとサーバー&ネットワークの両面をカバーできるCCNAがコスパ良い
基礎が理解できたら資格取得を向けた学習がおすすめ。
資格は成果物として残り、実務レベルのスキルが身に付く強力な武器になります。
転職での人事面接で「サーバーとネットワークの学習を半年したので基礎的な知識はあります!」と口頭で伝えたところで、成果物が無ければ信頼性はゼロ!
サーバーエンジニアは平均年収が高く、リモートワークにも対応でき、実務で身に付いたスキルを副業に活かせる人気な職種です。
そのため大手企業の求人倍率は高く、ITエンジニアとしてプログラムとシステムを8年経験していた僕でも、資格を持っていない状態では書類選考を通過することが至難しました。
サーバーエンジニア向けの資格としては「LPIC」や「CCNA」、「基本情報技術者」があります。
おすすめの順番は
CCNA >> LPIC >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 基本情報技術者
です。
理由としては
- CCNAとLPICは実務レベルのスキルを証明できる
- CCNAとLPICは半年程で取得可能
- LPICはサーバーに特化した資格でネットワーク知識を証明できない
- CCNAのウケが良いという実体験
といった感じ。
僕の中で圧倒的にコスパが良いのはCCNAです。

監視ツールの学習
・どの会社でも監視ツールは絶対に使う
・ZabbixやMackerelでリソース監視と監視設定を行えると実務に役立つ
学習は資格まで取れたら十分です。
実務レベルのスキルが身に付き、それを証明する武器も持ち合わせ転職活動を有利に進められる状態でしょう。
ここからは、面接対策に焦点を当てた自宅でも出来る超実務レベルの学習方法をご紹介します。
企業によって使う業務で使うツールは様々です。
しかし、どの企業も絶対に使うツールが存在します。
監視ツール
「監視ツール」はサーバーのステータスや死活監視を行うツールを指します。
サービスを動かしてるサーバーは常に稼働している必要があり、機器故障などでダウンしたら復旧対応をしなければいけません。
そこに一役買ってるのが監視ツールです
監視ツールで有名なのが「Zabbix」や「Mackerel 」、「DataDog」です。
シェア率としては圧倒的にZabbixが高いのですが、クラウド形の「Mackerel」も人気が出てきました。
そして、ログから詳細なデータ分析が行える「DataDog」も使ってる企業が増えてます。
多くの企業は「Zabbix」or「Mackerel」 + αでしょう。
最後に紹介するのは、これらツールの使い方に関する学習です。
学習内容は大きく2つ「サーバーリソースの確認」と「監視設定」。
いずれもどこの企業へ行っても100%必要となる業務スキルなので抑えておくことをおすすめします!

サーバーリソースの確認
- CPUやメモリ使用量(サーバーにどのくらい負荷がかかっているか)
- トラフィック(データ通信がパンクしていないか)
運用フェーズに入ったら、そのサーバーが想定通りの動きをしているか確認します。
例えば、サーバーに乗っかってるサービスで、人気なコンテンツをリリースしたらサーバーへのアクセスが集中しますよね。
そういった時、正常にデータ通信を行い、負荷に耐えられるかをチェックします。
ZabbixかMackerelを用意したら、AWSなどで無料でサーバーを作り監視ツールに登録してみましょう。
どんなリソースが取得できるのか、各リソースがどのような用途で使われるのかを把握することが大切です。
監視設定
- サーバーがダウンしたら通知
- トラフィックがディスク使用量が閾値(超えちゃいけないボーダー)を超えたら通知
ZabbixやMackerelではサーバーの稼働異常など障害検知するための監視設定を行えます。
機器故障は100%起こり得るので、障害検知フローを作り、いかに早く対応できるかが大切。
監視設定では、取得リソースをトリガーに、閾値を決めそこを超えたら通知するよう設定します。
こちらもAWSなどで無料サーバーを使って試してみましょう。
まとめ 【6ヶ月で大手へ転職成功】実務と資格取得を両立!サーバーエンジニアの独学方法!
・ネットワークなどサーバー以外に必要なスキルも多い
・基礎学習は「1週間でCCNAの基礎が学べる本」を使うことがおすすめ
・身に付いたスキルを証明するために資格取得がおすすめ
・どの会社でも監視ツールは絶対に使うのでZabbixかMackerelを使えると実務に役立つ
いかがでしたでしょうか?
今回は、サーバーエンジニアの独学方法を紹介しました!
これからサーバーの勉強をする方は参考にしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました!